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投資を始めてみたいと思っても、株式、投資信託、ETF、債券、REIT、NISAなど、さまざまな言葉が出てきて「結局何がどう違うの?」と迷ってしまう方は多いのではないでしょうか。
私自身も最初は、投資の種類が多すぎて何から理解すればいいのかわからず、調べるほど難しく感じたことがありました。
特に初心者のうちは、「NISAは投資の種類なの?」「株と投資信託はどっちがいいの?」「少額でも始められるの?」といった疑問が次々に出てきやすいものです。
ただ、最初からすべてを完璧に理解する必要はありません。
大切なのは、それぞれの特徴やリスクの違いをざっくりつかんだうえで、自分に合った選び方を知ることです。
この記事では、代表的な投資の種類を初心者向けにわかりやすく整理し、それぞれの特徴やリスク、始めやすさの違いを解説します。
あわせて、初心者が混乱しやすいNISAとの違いや、どの投資から考えるとよいかもやさしく紹介していきます。
そもそも投資をこれから始めたい方は、先に『投資初心者は何から始める?』の記事から読むと全体像をつかみやすいです。
▶【初心者向け】投資初心者は何から始める?最初にやるべきことを解説
投資の種類を知る前に押さえたいポイント
投資の種類は多いが、最初から全部理解する必要はない
投資の種類には、株式投資、投資信託、ETF、債券、REIT、FX、暗号資産、不動産投資などさまざまなものがあります。
そのため、投資初心者ほど「種類が多すぎてよくわからない」と感じやすいものです。
ただ、最初からすべての投資の種類を細かく理解する必要はありません。
大切なのは、それぞれの特徴や違いをざっくりつかみながら、自分に合う投資を見つけていくことです。
実際、投資を始める段階で必要なのは、すべての商品を知ることではなく、「少額で始めやすいか」「値動きは大きいか」「自分が続けやすいか」といった基本的な違いを理解することです。
初心者は「少額・リスク・続けやすさ」で見るのがおすすめ
投資の種類を選ぶとき、初心者がまず意識したいのは「少額で始めやすいか」「どのくらい値動きがあるか」「無理なく続けられるか」という3つのポイントです。
たとえば、少額で始めやすい投資は、最初のハードルが低く、投資に慣れていない人でも取り組みやすい傾向があります。
また、リスクが高すぎる投資は、値下がりしたときに不安になりやすく、途中でやめてしまう原因にもなります。
さらに、投資は一度始めて終わりではなく、続けていくことが大切です。
そのため、仕組みが複雑すぎないか、日々の値動きに振り回されすぎないかも重要な判断基準になります。
初心者のうちは、いきなり難しいものやハイリスクなものに手を出すのではなく、自分にとって続けやすい投資の種類から考えていくのがおすすめです。
投資の種類一覧を比較表でチェック
投資の種類を一つずつ読む前に、まずは全体像をざっくり見ておくと理解しやすくなります。
リスクや始めやすさ、初心者向きかどうかを比較しながら見ることで、それぞれの違いが整理しやすくなります。
| 投資の種類 | リスク | 少額で始めやすさ | 初心者向き | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 預貯金 | 極低 | 非常に高い | 非常に高い | 元本割れしにくいが、ほとんど増えにくい |
| 株式 | 高 | 普通 | 普通 | 個別企業に投資。値上がり益や配当が期待できる |
| 投資信託 | 中 | 非常に高い | 非常に高い | 複数資産に分散しやすく、少額積立に向く |
| ETF | 中 | 高い | 高い | 株のように売買できる投資信託 |
| 債券 | 低 | 普通 | 高い | 国や企業にお金を貸し、利息を受け取る |
| REIT | 中〜高 | 高い | 普通 | 不動産に小口で投資し、分配金が期待できる |
| FX | 極高 | 高い | 低い | 為替差益を狙う。レバレッジに注意 |
| 暗号資産 | 極高 | 非常に高い | 低い | 値動きが非常に大きく、ハイリスクな資産 |
| 不動産投資 | 高 | 低い | 低い | 大きな資金が必要で、家賃収入などを狙う |
※上記は一般的な目安です。ここでのリスクは主に価格変動の大きさを示しており、実際のリスクや始めやすさは商品や運用方法によって異なります。なお、預貯金は厳密には投資商品ではありませんが、比較のために掲載しています。
表を見ると、投資の種類ごとにリスクや始めやすさがかなり違うことがわかります。
特に投資信託は、少額で始めやすく分散しやすいため、初心者が最初に考えやすい選択肢です。
一方で、FXや暗号資産のように値動きが大きい投資は、最初の一歩としては慎重に考えたいところです。
また、預貯金は厳密には投資商品ではありませんが、「元本割れしにくさ」や「増えにくさ」を比べる意味で、あわせて見ておくと違いが理解しやすくなります。
初心者が混乱しやすい「NISA」と「投資商品」の違い
投資の種類を調べていると、株式投資や投資信託と並んで「NISA」という言葉をよく見かけます。
ただ、NISAは投資の種類そのものではないため、ここを最初に整理しておくと、投資全体がかなり理解しやすくなります。
NISAは投資の種類ではなく、利益が非課税になる制度
NISAは、投資信託や株式のような投資商品そのものではなく、投資で得た利益が非課税になる制度です。
そのため、NISAを「投資の種類のひとつ」と考えてしまうと、投資信託や株式との違いがわかりにくくなります。
「NISAを始める」という表現をよく見かけますが、実際にはNISAという制度を使って、投資信託や株式などの商品を買う形になります。
投資信託や株式は「買う商品」、NISAは「使う制度」
投資信託や株式は、実際にお金を使って買う投資商品です。
一方のNISAは、それらの商品を非課税で運用しやすくするための制度です。
イメージとしては、投資信託や株式が「中に入れるもの」、NISAが「入れ物」や「器」に近いです。

このように考えると、「NISAと投資信託の違い」や「NISAと株式投資の違い」も理解しやすくなります。
まずは「どの制度を使うか」と「何を買うか」を分けて考えよう
投資を始めるときは、「何を買うか」だけでなく、「どの制度を使うか」もあわせて考える必要があります。
ただし、この2つは分けて考えた方が整理しやすいです。
たとえば、「NISAを使うかどうか」は制度の話です。
一方で、「投資信託を買うか」「株式を買うか」は商品の話になります。
NISAは投資商品ではなく制度です。新NISAの仕組みやつみたて投資枠・成長投資枠の違いを詳しく知りたい方は、関連記事▶【初心者向け】新NISAとは?仕組み・メリットをわかりやすく解説もあわせてご覧ください。
主な投資の種類を初心者向けにわかりやすく解説
ここからは、代表的な投資の種類について、初心者向けにわかりやすく見ていきます。
それぞれに特徴やリスク、向いている人の違いがあるため、「どれが一番良いか」ではなく、「自分に合うかどうか」を意識しながら読むのがおすすめです。
預貯金|元本割れしにくいが、大きくは増えにくい
預貯金は厳密には投資の種類ではありませんが、資産の置き場所としてよく比較されるため、初心者が最初に理解しておきたい選択肢のひとつです。
最大の特徴は、元本割れしにくく、価格が大きく変動しないことです。
そのため、生活費や急な出費に備えるお金、近いうちに使う予定のあるお金を置いておく場所としては向いています。
一方で、安全性が高い反面、大きく増やすことは期待しにくいです。
株式投資|個別企業に投資して値上がり益や配当を狙う
株式投資は、企業の株を買い、その企業の成長や業績による利益を狙う投資の種類です。
主に、株価が上がったときの値上がり益や、企業から受け取る配当金が期待できます。
魅力は、自分で企業を選んで投資できることです。
一方で、1社ごとの影響を受けやすいため、値動きが大きくなることもあります。
株式投資の基本的な仕組みや、株で利益が出る流れをもっと詳しく知りたい方は、▶【初心者向け】株とは?初心者にもわかりやすく仕組みを解説の記事も参考にしてみてください。
投資信託|少額・分散・積立がしやすく初心者にも始めやすい
投資信託は、多くの人から集めたお金をまとめて運用し、複数の資産に分散投資しやすい商品です。
投資の種類の中でも、少額から始めやすく、積立しやすい点から、初心者向けとしてよく紹介されます。
大きなメリットは、自分で複数の企業や資産を一つずつ選ばなくても、まとめて分散投資しやすいことです。
そのため、最初から個別株を選ぶのが不安な人でも取り組みやすいです。
投資信託の仕組みやメリットについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
▶【初心者向け】投資信託とは?仕組み・メリットをわかりやすく解説
ETF|株のように売買できる投資信託
ETFは、投資信託の一種ですが、株式のように市場で売買できるのが特徴です。
投資信託と同じように分散投資しやすい一方で、売買の仕組みは株式に近いという特徴があります。
投資信託よりも信託報酬が低い商品があることや、取引時間中に価格を見ながら売買できることが魅力です。
一方で、通常の積立型の投資信託に比べると、少し仕組みを理解する必要があります。
債券|国や企業にお金を貸して利息を受け取る
債券は、国や企業にお金を貸し、その見返りとして利息を受け取る投資の種類です。
株式投資と比べると、一般的には値動きが比較的穏やかな傾向があります。
そのため、大きなリターンよりも安定性を重視したい人に向いています。
ただし、発行する国や企業の信用力、金利の動きなどによってリスクは変わります。
REIT|不動産に小口で投資できる商品
REITは、不動産投資信託とも呼ばれ、不動産に小口で投資しやすい商品のことです。
マンションやオフィスビルなどの不動産に関連する収益を、少額から狙えるのが特徴です。
現物の不動産投資よりは始めやすい一方で、価格は変動するため元本保証ではありません。
FX|為替の値動きで利益を狙うハイリスクな投資
FXは、円やドルなどの通貨の値動きを利用して利益を狙う投資の種類です。
少ない資金でも大きな取引ができる仕組みがあるため、短期間で大きな利益を狙える可能性があります。
ただし、その分だけ損失も大きくなりやすく、初心者が最初に始めるものとしては慎重に考えたい投資です。
暗号資産|値動きが大きく、ハイリスク・ハイリターンになりやすい
暗号資産は、ビットコインやイーサリアムなどに代表されるデジタル資産です。
投資の種類の中でも値動きが大きく、短期間で大きく上がることもあれば、大きく下がることもあります。
将来性に期待する声もありますが、初心者がいきなり大きな金額を入れるのは慎重に考えたいところです。
不動産投資|大きな資金を使って家賃収入や売却益を狙う
不動産投資は、マンションやアパートなどの不動産を購入し、家賃収入や売却益を狙う投資の種類です。
うまく運用できれば、安定した収入につながる可能性があります。
一方で、初期費用が大きくなりやすく、空室リスクや修繕費などもあるため、初心者の最初の一歩としてはややハードルが高い投資です。
株式投資と投資信託の違いを比較
投資初心者が最初につまずきやすいのが、「株式投資と投資信託の違いがよくわからない」という部分です。
どちらもよく聞く投資ですが、投資先の選び方や分散のしやすさ、手間のかかり方に違いがあります。
株式投資は企業を自分で選ぶ投資
株式投資の特徴は、投資先となる企業を自分で選べることです。
「どの会社に投資するか」を自分で決められるため、企業分析やニュースを見るのが好きな人にとっては大きな魅力があります。
一方で、投資先が1社や数社に偏ると、その企業の影響を強く受けやすくなります。
投資信託は複数の資産にまとめて投資しやすい
投資信託は、複数の企業や資産にまとめて投資しやすい商品です。
そのため、ひとつの商品でも分散投資しやすく、初心者が始めやすい理由のひとつになっています。
また、毎月一定額を積み立てる形にもしやすく、無理なく続けやすい点も特徴です。
初心者は「値動き・分散・手間」の違いを知っておこう
株式投資と投資信託の違いを初心者向けに整理すると、「値動き」「分散」「手間」の3つが大きなポイントになります。

株式投資は自由度が高い反面、値動きが大きくなりやすいです。
投資信託は分散しやすく、積立しやすいため、最初の一歩として取り組みやすいと感じる人が多いでしょう。
初心者はどの投資の種類から考えるといい?
投資の種類を一通り見ても、「結局、自分は何から考えればいいの?」と迷う方は多いと思います。
そんなときは、いきなり商品を決めるのではなく、自分のお金の状況や値下がりへの考え方を整理するところから始めるのがおすすめです。
まずは余裕資金で始められるかを確認する
投資初心者が最初に確認したいのは、そのお金が余裕資金かどうかです。
生活費や近いうちに使う予定のあるお金まで投資に回してしまうと、値下がりしたときに焦りや不安が大きくなりやすくなります。
値下がりしたときにどこまで耐えられるかを考える
投資には値動きがあるため、始める前に「どのくらいの下落までなら受け入れられるか」を考えておくことが大切です。
期待できるリターンだけでなく、自分がどのくらいの値動きに耐えられるかもあわせて考えましょう。
迷ったら少額・分散・積立しやすい投資から検討する
投資初心者が何から始めるか迷ったときは、少額・分散・積立しやすい投資から考えるのが基本です。
この条件に当てはまりやすいのが投資信託です。
もちろん、投資信託がすべての人にとって唯一の正解というわけではありません。
ただ、投資の種類が多くて迷う初心者にとっては、入口としてわかりやすい選択肢のひとつです。
初心者向け|自分に合う投資の種類をフローで整理
ここまで読んで、「投資の種類はいろいろあるけれど、自分にはどれが合うんだろう」と感じた方も多いと思います。
投資に正解はひとつではなく、何を重視するかによって向いている選択肢は変わります。
そのため、商品名だけを見るのではなく、
・安全性を重視したいか
・手間をかけずに続けたいか
・自分で企業を選んでみたいか
といった考え方から整理していくのがおすすめです。
図でイメージすると、このような考え方になります。

もちろん、これはあくまで考え方を整理するための一例です。
実際には、預貯金を多めに持ちながら投資信託を積み立てる人もいれば、投資信託を中心にしつつ一部だけ個別株を持つ人もいます。
大切なのは、「何が一番すごいか」ではなく、自分の性格や使う予定のお金、続けやすさに合っているかで考えることです。
初心者のうちは、まず無理なく続けやすい方法から始めてみるのがよいでしょう。
投資の種類を選ぶときの注意点
少額で始めやすくても元本保証ではない
投資の種類の中には、少額から始めやすいものも多くあります。
ただし、少額で始めやすいことと、元本保証であることは別です。
たとえば、投資信託は初心者向きといわれることが多いですが、価格は変動するため、元本割れする可能性はあります。
よくわからない商品には手を出さない
投資の種類には、それぞれ特徴や仕組みの違いがあります。
そのため、内容をよく理解できない商品に、なんとなく手を出してしまうのは避けた方が安心です。
「よくわからないけど儲かりそう」「話題になっているから」という理由だけで選ぶと、値下がりしたときに不安が大きくなりやすいです。
生活費や近いうちに使うお金は投資に回さない
投資は将来に向けて資産形成を考える手段ですが、すべてのお金を投資に回せばよいわけではありません。
生活に必要なお金を確保したうえで、余裕資金の範囲で投資の種類を選ぶことが大切です。
最初から大きな金額で始めなくてもよい
初心者のうちは、最初から大きな金額で始める必要はありません。
むしろ、小さく始めることで、値動きや仕組みに慣れやすくなります。
投資の種類に関するよくある質問
投資初心者は何から始めるのがいいですか?
投資初心者が何から始めるか迷ったときは、少額・分散・積立しやすい投資を検討しやすいです。
その代表例としてよく挙げられるのが投資信託です。
NISAは投資の種類ですか?
NISAは投資の種類ではなく、投資で得た利益が非課税になる制度です。
投資信託や株式などの投資商品を、NISAという制度の中で買う形になります。
少額でも投資はできますか?
はい、少額でも投資はできます。
特に投資信託は少額から始めやすく、初心者でも取り組みやすい投資の種類です。
元本割れしない投資はありますか?
投資商品には元本保証のないものが多いため、元本割れの可能性はあります。
そのため、「絶対に減らしたくないお金」を投資に回すのは慎重に考える必要があります。
株と投資信託ならどちらが初心者向きですか?
一般的には、少額・分散・積立しやすい投資信託の方が、初心者向きといわれることが多いです。
一方で、企業を自分で選ぶ面白さを感じたい人は、株式投資に魅力を感じるかもしれません。
まとめ|投資の種類は特徴とリスクを比べて自分に合うものを選ぼう
ここまで、代表的な投資の種類や特徴、NISAとの違い、初心者が選ぶときの考え方について見てきました。
投資には、株式投資、投資信託、ETF、債券、REIT、FX、暗号資産、不動産投資など、さまざまな種類があります。
それぞれ特徴やリスク、始めやすさが異なるため、「どれが一番良いか」ではなく、自分の目的やリスク許容度に合うものを選ぶことが大切です。
また、NISAは投資商品そのものではなく、投資で得た利益が非課税になる制度です。
まずは制度と商品を分けて考えるだけでも、投資の全体像はかなり整理しやすくなります。
投資を始めるときは、最初から難しいものや値動きの大きいものに手を出す必要はありません。
まずは余裕資金の範囲で、少額・分散・積立がしやすい方法から検討していくと、無理なく続けやすくなります。
投資の種類を知ることは、自分に合った始め方を見つける第一歩です。
焦って選ぶのではなく、それぞれの違いを理解しながら、自分に合う方法を少しずつ考えていきましょう。
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