なぜ長期的な視点を持つべきなの?|複利の考え方をわかりやすく解説

資産形成

※この記事はPRを含みます。


積立投資やNISAについて調べていると、「複利」という言葉をよく見かけます。

でも、

  • 複利って結局何がすごいの?
  • なんで長期投資が大事って言われるの?
  • 少額でも積み立てる意味はあるの?

と感じる人は多いのではないでしょうか。

私自身も、複利の考え方を知って「長く続ける意味ってこういうことか」と感じたことが、NISAを始める後押しになりました。

複利は、短期間で一気に増やす魔法のような話ではありません。

でも、時間をかけることで、お金の増え方が変わりやすくなる仕組みです。

なお、積立投資そのものの基本を先に整理したい方は、

▶︎【初心者向け】積立投資とは?ドル・コスト平均法や時間分散を実用的にわかりやすく解説

から読むと、より全体像がつかみやすいと思います。

この記事では、複利とは何か、単利との違い、なぜ長期投資と相性がいいのかを、できるだけシンプルにわかりやすく整理していきます。

※以下のシミュレーションは、複利の仕組みをわかりやすくするための一例です。実際の利回りは一定ではなく、将来の成果を保証するものではありません。


複利とは?

複利とは、利益がさらに利益を生む仕組みです。

たとえば、運用によってお金が増えたとき、その増えた分を使わずにそのまま次の運用に回すと、次は元本だけでなく増えた分にも利益がつく可能性があります。

この「増えた分もふくめて次に回る」という積み重ねが、複利の基本です。

複利とは何か説明する図

最初のうちは変化が小さく見えても、時間がたつほど増えた利益にもさらに利益がつきやすくなるため、長く続けるほど差が出やすいのが特徴です。

つまり複利は、ただお金が増える話ではなく、時間をかけることで増え方が変わりやすい仕組みとも言えます。


単利と複利の違い

複利を理解しやすくするために、よく比べられるのが「単利」です。

単利は、元本に対してだけ利益がつく考え方です。

一方で複利は、元本に加えて、増えた分にも利益がついていく考え方です。

単利と複利の違いを説明する図

この違いだけを見ると、最初はそこまで大きな差に見えないかもしれません。

でも、時間が長くなるほど差は広がりやすくなります。

なぜなら、複利は増えた利益も次の運用に回るため、運用の土台そのものが少しずつ大きくなっていくからです。

だからこそ、複利を考えるときは、短期間よりも長期間で見た方が意味が分かりやすいです。


毎月1万円を20年積み立てるとどうなる?

複利のすごさは、数字で見た方がイメージしやすいです。

たとえば、毎月1万円を20年間積み立てると、元本は240万円になります。

これを預金のまま持っていれば、基本的には240万円のままです。

一方で、年利5%で運用できたと仮定すると、20年後の資産は約411万円になる計算です。

預金と投資信託の運用シュミレーション図

つまり、

  • 元本 240万円
  • 20年後 約411万円
  • 差額 約171万円

となります。

もちろん、これはあくまでシミュレーションです。

実際の利回りは一定ではありませんし、将来この通りになることを保証するものではありません。

それでも、この比較を見ると、毎月1万円でも長く積み立てることで差が生まれる可能性があることはイメージしやすいと思います。

もちろん、実際の運用では良い年も悪い年もありますが、長く続けることで複利のイメージは持ちやすくなります。

「毎月いくら積み立てればいいか」で迷っている方は、

▶︎【初心者向け】投資信託は毎月いくら積み立てればいい?初心者向けに考え方をわかりやすく解説

もあわせて読むと、金額の決め方と複利の考え方がつながりやすいです。

私が複利に魅力を感じたのも、まさにここでした。

少額でも、時間をかけることで意味のある積み上がり方をするかもしれない。

そう思えたことが、投資を始める後押しになりました。


なぜ長期投資と相性がいいの?

複利の特徴は、始めてすぐよりも、時間がたってから差が見えやすくなることです。

投資を始めてすぐの時期は、利益がまだ小さいため、複利の効果もそれほど大きく見えません。

でも、続ける期間が長いほど増えた利益にもさらに利益がつきやすくなるため、時間が味方になりやすくなります。

投資における長期投資との相性を示した図

つまり、複利は「短期で一気に増やす」ものではなく、長く続けることでじわじわ効いてきやすい仕組みです。

だからこそ、積立投資や長期投資と相性がいいと言われます。

毎月コツコツ積み立てながら、時間をかけて運用を続ける。

この組み合わせが、複利の効果を活かしやすい形だと思います。


複利を活かしやすい人

複利を活かしやすいのは、次のような人です。

  • すぐ使う予定のないお金で積み立てられる人
  • 毎月コツコツ続けられる人
  • 短期の値動きに振り回されにくい人
  • 長期で資産形成を考えたい人
複利を活かしやすい人の特徴を示した図

逆に言うと、近いうちに使う予定のお金や、生活防衛資金まで投資に回してしまうと、相場が下がったときに不安が大きくなりやすく、複利の効果を活かす前にやめたくなってしまう可能性があります。

複利は、続けることで効果を活かしやすい仕組みです。

だからこそ、余裕資金で、無理のない範囲で、落ち着いて続けられることが大切です。

このあたりの考え方は、

▶︎生活防衛資金はいくら必要?投資とのバランスをわかりやすく解説

▶︎投資は余裕資金でやるべき?初心者向けに理由と考え方をわかりやすく解説

とも深くつながっています。


複利を考えるときの注意点

複利は魅力のある仕組みですが、良い面だけを見すぎないことも大切です。

まず、利回りは一定ではありません。

年によって上がることもあれば、下がることもあります。

シミュレーションの数字は分かりやすくするための一例であって、将来の成果を保証するものではありません。

複利の注意点を示した図

また、複利は魔法ではありません。

短期間で大きく増える前提で考えてしまうと、現実とのズレが大きくなります。

さらに、預金には預金の役割があります。

生活防衛資金や近いうちに使うお金まで、すべて投資に回すべきという話ではありません。

大切なのは、預金と投資の役割を分けて考えることです。

そのうえで、長期で増やすことを考えるお金については、複利の仕組みが大きなヒントになると思います。


私が複利に魅力を感じた理由

私が複利に魅力を感じたのは、少額でも長く続ける意味があると納得できたからです。

投資というと、「まとまったお金がないと意味がないのでは」と感じることもあると思います。

でも、複利の考え方を知ると、一気に増やすことだけが資産形成ではなく、時間を味方につけながら少しずつ積み上げていくことにも大きな価値があると分かります。

私はそこにかなり惹かれました。

「今すぐ大きく増やす」ではなく、

「これから長く続けることで差が出るかもしれない」

という発想の方が、自分にはしっくりきたんです。

だからこそ今も、積立投資を続ける意味を感じています。

複利は、投資を始める勇気をくれた考え方の一つでした。


まとめ

複利とは、利益がさらに利益を生む仕組みです。

単利との違いは、元本だけでなく、増えた分にも利益がついていくことにあります。

そのため、短期では差が小さく見えても、長く続けるほど差が広がりやすいのが特徴です。

毎月1万円を20年積み立てる例でも、預金のまま持つ場合と比べて、差が生まれる可能性が見えてきます。

もちろん、利回りは一定ではなく、将来の成果は保証されません。

だから複利を過信するのではなく、長期で考えるための大切なヒントとして捉えることが大事です。

それでも、少額でも長く積み立てる意味を考えるうえで、複利はとても大きな仕組みです。

「今すぐ大きく増やす」ではなく、

「時間を味方につけながら積み上げていく」

その発想が、長期投資の大きな魅力だと私は思っています。

▶︎積立投資とは?ドル・コスト平均法や時間分散を実用的にわかりやすく解説

▶︎投資信託は毎月いくら積み立てればいい?初心者向けに考え方をわかりやすく解説

▶︎投資は余裕資金でやるべき?初心者向けに理由と考え方をわかりやすく解説

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